「着る」から「脱ぐ」へ
35歳、これからのわたし

「若いね」
そんな言葉からいよいよ抜け出した35歳。
誕生日当日にぼんやりと思ったのは、「やっと大人の人生がはじまるな」ということ。
20代までは化粧をしたり、着飾ったり、体型をカバーしてよりよく見せることに注力してきたけど、30歳になった頃からか、意識が大きく変化してきました。
自分を覆っているものを根こそぎ剥いでいきたいと思うようになったのです。
ありのままの自分をみられても恥ずかしくないように。
肌も髪も体調も、最高に仕上げた状態で勝負するんじゃなくて、普段の状態で勝負したい。
そんなマインドです。
変化の背景として「肩書きが増えてきたこと」も関係しているかもしれません。
仕事上の「フリーランス」「ライター」「コンセプトライター」「プロジェクトマネージャー」以外にも「妻」「母」「主婦」「ワーママ」…なんかやたら増えてきて、、いやもう、全部脱ぎたい!私は私なんじゃいっ!という気持ちになりました。
カテゴリーを全部無視して、ただ「35年間生きてきた人間」としてかっこよくありたい、そう思っています。
そのために「脱ぐ」。
有形無形、あらゆるものから脱していきたいと思います。
余談ですが、KIRINの「午後の紅茶」も2021年に35周年を迎えるんだそうです。
ロングセラーと言われていますが、わたしの1年後輩ですね。なかなか。